2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

添削形式による「場の量子化」(高橋康より)

(例えばP46辺りの要約) 場の量子化理論というのは、波動方程式で表現される状態から粒粒を導き出すテクニックのことである。話は3+1次元のミンコフスキ空間からはじまる。スカラー場φ(x)をとりあげる。 この場は、時間空間の4個についてすべてフーリエ…

ディラック「一般相対性理論」

1、特殊相対性理論〜2.斜交軸「全微分」の公式df~i=(∂f^i/∂x^j)dX^jを頭に浮かべつつ読む。関数 f(x,y,z) 等の 全微分として知っていた公式は、 一次微分形式の座標変換の式だと読むこともできる。

[休日筑波KEK見学

「つくばエキスプレス」が出来たおかげで、筑波も近くなった。 筑波なんぞに行ったのは「つくば万博」以来だった。天候がよく気持ちのいい一日だった。バスで30分以上かかり、KEK(高エネルギー加速器開発機構)にも見学に行く。 ベル測定器の表示、宇宙線測…

数理物理学「微分幾何学」保江邦夫著

図書館で借りた本。 ざーっと読んだが、意外によい。 同じシリーズの変分学?はピンとこなかった覚えがあるが「ヒルベルト空間論」を探してみるか。まじめに読むべきか。

「数学と直観」薩摩順吉著より

(調和系) 調和方程式(ラプラス方程式)の離散モデルについて(波動系) 波動方程式のダランベールの解について

1.「力学系と自然法則」西島和彦著 「物理学の廻廊」シリーズ2冊目。 ちょうど「相対論的量子力学」を読んでいた次の日に見つける なにかの縁か。 2.「超ひも理論と宇宙」吉川圭二著

「アインシュタインとファインマンの理論を学ぶ本」より

「ファラデーのフォーム」 F=1/2(F_u_ν) dx^u△dy^ν *F「マクスウエルのフォーム」について計算。 (F_u_ν)は電磁テンソル。 荷電粒子の運動方程式は電磁テンソルを用いて、 次のように書ける。 dP^ν/dτ = q/c U_u (F_u_ν) q;電荷 c:光…

アインシュタインレクチャーズ@駒場

実は太田浩一氏の写真が気に入って買ったのだが。 2005年(世界物理年の)夏学期、東大駒場で行われた講義録である。量子統計がなかなかコンパクトに説明されていてよい。 カノニカル分布、フェルミ・ディラック、ボーズ・アインシュタイン統計、 次の講…

アインシュタインとファインマンの理論を学ぶ本

竹内 薫著。 以前読んで本棚に突っ込んでおいたが、今回取り出して眺めると なかなかキモの部分が載っていることを認識。微分形式による相対性理論のフォームについてはかなり勉強になる。あらためてテンソル形式より微分形式のほうが分かりやすい、と思った…

双対空間

Mをn次元(可微分)多様体とする。p∈Mにおける接ベクトル空間TpMの双対空間を、(余接空間)T'pMという。pのまわりに局所座標(X_1、X_2、、、、X_n)を選ぶと、 ∂/∂X_1、∂/∂X_2、、、、、∂/∂X_n が、 接ベクトル空間TpMの基底をなす。その…